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  1. 三条市議会 2020-11-30
    令和 2年第 6回臨時会(第1号11月30日)


    取得元: 三条市議会公式サイト
    最終取得日: 2021-07-27
    令和 2年第 6回臨時会(第1号11月30日) 令和2年(2020年)三条市議会第6回臨時会会議録(第1日目) 令和2年11月30日(月曜日)     令和2年11月30日 午前10時開議  第1.  議席の一部変更及び議席の指定  第2.  会議録署名議員の指名  第3.  会期の決定  第4.  報   告  第5.  議会運営委員会委員の選任について  第6.  常任委員会委員所属変更及び選任について  第7.  高等教育機関調査特別委員会定数変更について  第8.  高等教育機関調査特別委員会委員の選任について  第9.  三条地域水道用水供給企業団議会議員補欠選挙の件  第10.  新潟県後期高齢者医療広域連合議会議員補欠選挙の件  第11.  議第1号から議第4号       報第1号      以上5件一括上程
    ――――――――――――――――――――――――――――― 本日の会議に付した事件  日程第1.    議席の一部変更及び議席の指定  日程第2.    会議録署名議員の指名  日程第3.    会期の決定  日程第4.    報   告  日程第5.    議会運営委員会委員の選任について  日程第6.    常任委員会委員所属変更及び選任について  日程第7.    高等教育機関調査特別委員会定数変更について  日程第8.    高等教育機関調査特別委員会委員の選任について  日程第9.    三条地域水道用水供給企業団議会議員補欠選挙の件  日程第10.    新潟県後期高齢者医療広域連合議会議員補欠選挙の件  日程第11.    議第1号 三条市議会議員議員報酬及び費用弁償等に関する条例の一部改正につ         いて    議第2号 三条市特別職の職員の給与に関する条例等の一部改正について    議第3号 三条庁舎耐震改修高層棟建築本体工事請負契約の一部変更について    議第4号 令和2年度三条市一般会計補正予算    報第1号 専決処分報告について(令和2年度三条市一般会計補正予算) ――――――――――――――――――――――――――――― 出席議員  22名        1番  長 橋 一 弘 君        2番  坂 井 良 永 君        3番  藤 家 貴 之 君        4番  岡 本 康 佑 君        5番  馬 場 博 文 君        6番  白 鳥   賢 君        7番  内 山 信 一 君        8番  酒 井   健 君        9番  小 林   誠 君       10番  西 沢 慶 一 君       11番  野 嵜 久 雄 君       12番  森 山   昭 君       13番  岡 田 竜 一 君       14番  山 田 富 義 君       15番  笹 川 信 子 君       16番  野 崎 正 志 君       17番  武 石 栄 二 君       18番  阿 部 銀次郎 君       19番  佐 藤 和 雄 君       20番  久 住 久 俊 君       21番  横 山 一 雄 君       22番  西 川 重 則 君 ――――――――――――――――――――――――――――― 欠席議員  なし ――――――――――――――――――――――――――――― 説明のための出席者    市  長     滝 沢   亮 君    副市長     若 山   裕 君    教育長      長谷川 正 二 君    総務部長会計管理者                                  笹 川 浩 志 君    市民部長     藤 井   勲 君    福祉保健部長  近 藤 晴 美 君    経済部長     渡 辺 一 美 君    建設部長    遠 藤 正 士 君    政策推進課長   米 持 克 広 君     行政課長選挙管理委員会事務局長                                  小 林 和 幸 君    人事課長     本 間 一 成 君    財務課長    三 巻 正 志 君    高齢介護課長   土 田 泰 之 君    商工課長    片 野 義 孝 君    建築課長     渡 辺 信 行 君    教育部長    栗 林 明 子 君    消防長      升 岡 謙 治 君 ――――――――――――――――――――――――――――― 会議事務に従事した議会事務局職員    事務局長     栗 山 貴 行 君    次長      吉 田 賢 幸 君    議事調査係長   西 澤 敬 太 君    主任      目 黒 正 人 君    主事       田 澤 良 江 君 ―――――――――*=*=*=*=*=*―――――――――       午前10時00分 開会及び開議 ○議長(佐藤和雄君) ただいまから令和2年三条市議会第6回臨時会を開会いたします。  出席全員であります。 ――――――――――――――――――――――――――――― ○議長(佐藤和雄君) これより本日の会議を開きます。  この際、議事の進行上、仮議席を指定いたします。  仮議席は、ただいま御着席の議席といたします。  議事日程を報告いたします。  本日の議事は、お手元に配付いたしました議事日程第1号によって行います。  直ちに議事に入ります。 ―――――――――*=*=*=*=*=*――――――――― ◎日程第1.  議席の一部変更及び議席の指定 ○議長(佐藤和雄君) 日程第1、議席の一部変更及び議席の指定を行います。  最初に、議席の一部変更についてであります。議席の変更については、会議規則第4条第3項の規定により、お手元に配付いたしました議席表のとおり議席を変更したいと思います。  お諮りいたします。  議席表のとおり議席を変更することに御異議ありませんか。   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(佐藤和雄君) 御異議なしと認めます。よって、議席表のとおり議席を変更いたしました。  次に、去る11月8日執行の三条市議会議員補欠選挙において当選されました4名の方の議席につきましては、会議規則第4条第2項の規定により、議長において、お手元に配付いたしました議席表のとおり指定いたします。  この際、このたび三条市議会議員補欠選挙において当選されました藤家貴之さん、岡本康佑さん、白鳥賢さん、内山信一さんを紹介いたします。  それぞれ御挨拶をお願いいたします。3番。   〔登壇〕 ○3番(藤家貴之君) 貴重な時間をいただき、大変恐縮ではございますが、挨拶をさせていただきます。  先般の市議会議員補欠選挙に際しまして、多くの市民の皆様から温かい御支援を賜り、ありがとうございました。  本日、三条市議会議員として初めての議会を迎えられたことをうれしく思います。初めての議会で緊張していますが、一日でも早く仕事を覚え、三条市に貢献できるよう努めてまいります。  浅学非才でございますので、皆様からの御指導と御協力を賜りますようお願い申し上げ、簡単ではございますが、挨拶に代えさせていただきます。よろしくお願いいたします。 ○議長(佐藤和雄君) 4番。   〔登壇〕 ○4番(岡本康佑君) 議長より発言の許可をいただきましたので、貴重なお時間を頂戴いたしまして、一言御挨拶申し上げます。  さきの市議会議員補欠選挙に際しまして、無投票という形ではありましたが、多くの市民の皆様より大きく、なおかつ温かい御支援を賜り、誠にありがとうございました。改めてこの場をお借りさせていただきまして心から感謝申し上げます。  私自身、昭和9年市制施行から始まった86年以上の長い歴史と伝統のある三条市議会、そして平成の歴史から見ても、平成16年の7・13水害や平成17年の合併など、多くの困難の解決や夢や希望を丁々発止、三条市発展のために議論されてこられたこの伝統ある三条市議会の議席を預かり、議決権等を行使することができるのは、至極光栄であり、この上ない喜びでございます。  議員各位や御列席の皆様におかれましては、この私の見た目どおり浅学非才で、なおかつ現在の議会では最年少の若輩ではございますが、何とぞ御迷惑、御心配をおかけするやもしれませんが、温かい御指導、御鞭撻のほどよろしくお願い申し上げます。  最後になりますが、昭和の後半で生まれ、平成で育ち、令和で議員となったこの時代感覚を持ち味に、与えられた残りの任期の間、市民の皆様の幸せと市勢発展のために最大限努力することをお約束申し上げ、簡単ではございますが、御挨拶に代えさせていただきます。よろしくお願いいたします。 ○議長(佐藤和雄君) 6番。   〔登壇〕 ○6番(白鳥 賢君) 議長より貴重な発言の機会をいただきましたので、一言御挨拶申し上げます。  先般の補欠選挙におきまして、このたび議席をいただきました白鳥賢です。
     まずは、今日に至るまで、我が三条市が現在のように市民生活を支える諸制度が整い、全国まれに見る産業都市として発展し続けておりますことは、市民一人一人の努力はもちろん、先輩議員各位並びに御列席の理事者各位の御尽力のたまものであり、深く敬意を表します。  今日我が三条市は、世界中各国各地と同様に、いっときの政治空白も許されない、まさに緊迫した情勢にあるわけでございますが、どのような時代になっても、今後ますます福祉の充実と多様な地域産業の発展を両立させ、力強く新たな時代を開いていけるよう、私自身大変微力ではございますが、市民の皆様の負託に応え、全身全霊でこの重責に励む所存でございますので、御列席各位の御指導、御鞭撻を賜りますよう切にお願いを申し上げ、甚だ簡単ではございますが、御挨拶に代えさせていただきます。どうぞよろしくお願いいたします。 ○議長(佐藤和雄君) 7番。   〔登壇〕 ○7番(内山信一君) 私は、旧栄町の矢田から参りました内山信一と申します。どうぞよろしくお願いします。  私は、市役所に39年おりましたけれども、ほとんど出先におりまして、管理職の皆さんの動きとか発言とか、また議会のことは全然分かりません。これから一生懸命勉強して早く一人前の市議会議員になりたいと思いますので、どうぞよろしくお願いします。どうもありがとうございました。 ―――――――――*=*=*=*=*=*――――――――― ◎日程第2.  会議録署名議員の指名 ○議長(佐藤和雄君) 日程第2、会議録署名議員の指名を行います。  会議録署名議員は、会議規則第81条の規定により、    2番  坂 井 良 永 さん    10番  西 沢 慶 一 さん    17番  武 石 栄 二 さん  を指名いたします。 ―――――――――*=*=*=*=*=*――――――――― ◎日程第3.  会期の決定 ○議長(佐藤和雄君) 日程第3、会期の決定を議題といたします。  お諮りいたします。  本臨時会の会期は、本日1日限りとしたいと思いますが、御異議ありませんか。   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(佐藤和雄君) 御異議なしと認めます。よって、本臨時会の会期は本日1日限りと決定いたしました。 ―――――――――*=*=*=*=*=*――――――――― ◎日程第4.  報  告 ○議長(佐藤和雄君) 日程第4、報告。  報告の最初は、議会運営委員会委員辞任許可についてであります。先刻馬場博文さんから一身上の都合により、議会運営委員会委員を辞任したい旨の願い出がありましたので、委員会条例第14条の規定により、議長において辞任を許可いたしましたので、報告いたします。  次は、監査報告についてであります。監査委員から各会計9月分及び10月分の例月出納検査の結果の報告と総務部高等教育機関設置推進室所管三条市立大学建設工事の設計及び施工に関する執行状況随時監査の結果の報告並びに市民部市民窓口課地域経営課、生涯学習課及び環境課に関わる定期監査の結果の報告がありました。よって、それぞれの写しをお手元に配付いたしました。  以上で報告を終わります。 ――――――――――――――――――――――――――――― ○議長(佐藤和雄君) この際、市長から所信表明を行いたい旨の申出がありますので、これを許可いたします。市長。   〔登壇〕 ○市長(滝沢 亮君) 所信表明三条市長、滝沢亮。  令和2年三条市議会第6回臨時会に臨み、所信表明の機会をいただきありがとうございます。それでは、ただいまから今後の市政運営に際しての私の基本的な考え方を申し述べます。  今から16年前、高校卒業を機に生まれ育ったこの地を飛び立った私にとって、三条を離れていた期間は、より深くふるさとを知り、そのすばらしさを実感する時間でもありました。都会の便利な暮らしの中にあるよい面と悪い面、それらを肌で感じる日常の中で、ふと自分の多感な時期を振り返るたびにふるさと三条は、かけがえのないものとして思い出されたのです。  雪で苦労する分、春を迎える喜びが大きかったこと、その雪さえも見方を変えれば家族や仲間との絆を強めてくれるありがたいものであったこと、寒さが厳しければ厳しいほど夜空の星は凛と本当に美しかったこと。  間違いなく人格形成の核となっているこの地の様々な記憶は、外に向かって手を伸ばそうとする私をいつも支え続けてくれました。  そんな愛してやまないこのまちを大切に守り育て、よりよい未来へと確実に引き継いでいかなければならないと強く思っています。  しかし、我が国の急速な少子高齢化人口減少は、著しい世代間の不均衡をはじめとする人類がこれまでに経験したことのない様々な変化を社会にもたらし、その影響は今後さらに拡大すると見込まれています。加えて、現下の新型コロナウイルス感染症世界的流行は、三条市の社会活動経済活動にも大きな影を落とし、依然として収束の見通しも不透明なままです。  そんな先行きが不確実な時代であるからこそ、このまちの英知を結集し、手を携えてこの難局に立ち向かっていかなければなりません。  さきの三条市長選挙において、私は、多くの温かい御支援を賜り、今後4年間、市長の重責を担わせていただくことになりました。  立場を超え、主義主張を超え、世代を超え、そうした様々な方々から支えていただいたことは私の誇りです。  しかし、三条市長である私の責務は、支えてくださった方々のみならず、このまちに暮らす全ての方々の思いを真摯に受け止めた上で、進むべき道を選び取り、その決断に責任を持ち、ぶれることなく積極果敢に実行していくことです。  そうした信念の下、私が、そして多くの方々が愛するこの三条市がさらに発展していくため、「30年後も『ものづくりのまち』であるために」「地域資源を生かした産業の創出・発展」「地域の個性を生かしたまちづくり」「安全・安心な暮らし確立」「福祉施策の充実、健康長寿のさらなる前進」「未来のために『今』必要な子育て支援、教育の充実」及び「女性の活躍、働き方改革」を政策の柱として各種の政策を推進してまいります。  言うまでもなくこのまちのアイデンティティーは「ものづくり」です。高い技術力を誇る製造業や生み出された製品を日本全国世界各地へと届ける卸売場がこの地域の発展を支えてきました。  「このまちはどんなまちですか」と問われれば、大半の方が「金物まち」「ものづくりまち」と答えるでしょう。そんな際立った特徴を持つまちは全国でも極めてまれな存在です。こうしたほかにはない資源や優位性を磨き続けることが、三条を無二の存在へと導いていきます。  そのためには、この地域が生み出す優れた製品をその価値に見合った適切な価格で販売できる環境を整え、十分な収益を確保できるようにすることを通じ、商工業の継続と発展、将来の担い手である若い世代の確保や後継者の育成を図っていくことが必要です。  高度で柔軟な技術力に裏打ちされた製品開発のサポートやその価値を評価してくれる市場へのアプローチを総合的、戦略的に展開するとともに、私自らも先頭に立って国内にとどまらず海外へも燕三条製品の魅力を発信していくほか、日々の暮らしに欠かせない安定した所得を確保する「就労の場」としての三条市の魅力を高めることで、多くの若者から「この地で働く」という選択をしていただけるよう取り組んでまいります。  また、来年4月に開学し、令和6年度に最初の卒業生を送り出すこととなる三条市立大学がこのまちのものづくりの未来を支える有為の人材を数多く育成できるよう、地域の企業との緊密な連携を図ってまいります。  ものづくりを基軸としつつも、多くの若者から就労の場として選ばれるためには自分に合った職業を選べる多彩な環境を用意することも重要であり、それは、結果として社会の変化に強いしなやかな産業構造を創出することにもつながります。  新型コロナウイルス感染症は、世界中の人々の生活様式企業活動を大きく変容させる契機となりました。こうした局面は、斬新なアイデアと技術で、私たちが思いもよらない新たな事業が創出される端緒にもなり得るものです。時代の潮流を捉え、新たな社会の構築を目指す果敢な挑戦を支援することで、このまちの新たな可能性を追求してまいります。  また、「燕三条 工場の祭典」は、産業観光の側面からも様々な波及効果を生み出しました。これに加えて、米はもちろん果樹や野菜といった幅広い品目が栽培され、産業観光に対する大きな可能性を秘めている農業についても、その潜在力を引き出す取組を進めてまいります。  さらに、休耕地耕作放棄地の増加は、農業生産の減少だけでなく昔ながらの土地の風景を失わせるなど、周囲に様々な影響を及ぼします。それらを農地へと再生する取組はもちろんのこと、現在の状況をチャンスと捉え直し、休耕地等を活用した再生可能エネルギーの利用など、自然と調和した新たな事業の創出にも取り組んでまいります。  他方で、こうした新たな産業の創出に向けた取組のみならず、これまで地域を支えてきた代表的な産業の一つである農業それ自体を将来にわたって成り立たせていくことも必要であり、作物の付加価値を高めることを通じ、課題である十分な所得や後継者の確保を図ってまいります。  毎日違う表情を見せる山々、木々を揺らす風の音、季節で異なる空気の匂い。豊かな風土が培った日々の暮らし。私が大切に思うそんな景色は、三条の魅力のごく一部にすぎません。まちへの誇りや愛着を育てるそれぞれの地域の個性的な生活環境伝統文化を、新たな価値を付加しながら時代に合った形で未来へと残していくことが次の世代に対する私たちの責務です。  三条地域は、古くからこのまちの歴史や文化を育んできた交流の拠点でした。体育文化会館と令和4年度に供用する図書館等複合施設を核に様々な資源を有機的に結びつけ、人々が出かけたくなる活気ある多彩な交流を生み出す拠点としての機能再生に取り組んでまいります。また、三条市立大学県央基幹病院をはじめとする広域的、基幹的な都市機能が集積することとなる燕三条駅周辺を広域交流の拠点と位置づけ、市内外から多くの人々が集う、にぎわいと交流の拠点にふさわしい環境の整備に取り組んでまいります。  栄地域は、海外でも人気の高い企業が立地し、24時間全ての車種が出入りできる栄スマートインターチェンジの近くに工業流通団地も整備されるなど、ものづくりのまちの要となり得る地の利に恵まれた地域です。子育て関連施設教育関連施設がコンパクトに集積するなど、子育て世代にとって住環境にも優れており、さらに民間の投資を呼び込むことによって、今や国内外に通用するようになったものづくりのまちの将来を支える地域としてその基盤を固めてまいります。  下田地域は、四季折々の趣を見せる大自然をはじめとしたかけがえのない資源が数多く存在する地域です。その特徴を生かしたアウトドア・アクティビティーなどの体験型観光の充実に引き続き取り組むとともに、国道289号の八十里越区間開通後には、太平洋側からの玄関口となることを見据え、近隣市町村と連携した広域観光の取組も積極的に展開してまいります。また、穏やかな時間の中でゆったりと過ごせるという魅力に共感する方々の定住を、このたびの感染症の影響により広がりを見せる新しい働き方との親和性も示しつつ、促してまいります。  市民の皆様が安全に安心して暮らせる環境を整えることは、行政の根本的な使命であり、毎年のように全国各地自然災害が多発している現状において、ソフト、ハード両面からの災害対策を一層強化していくことが求められます。  7・29水害からは9年が、7・13水害からは既に16年が経過し、当時を直接経験したことのない世代も多くなっています。私自身も2度の水害をこの地で経験していません。しかし、過去の事例を踏まえることで、万が一の事態に備えることは可能であり、また、備えていかなければなりません。  「自分の命は自分で守る」「地域は地域で守る」という自助、共助の意識の醸成を継続的に図るとともに、市民一人一人が地域の実情や特性を把握し、いざというときには状況に応じた行動を迷うことなく実践することができるよう、学校現場や地域における防災教育の充実に取り組んでまいります。  他方で、公助を担う行政の責務を確実に果たすため、水害に限らず地震や土砂災害、雪害、さらには感染症までも含む様々な事態を念頭に、全国の事例を収集し、新たな知見を導入することでこれまで築いてきた対策を不断に見直すほか、関係機関と連携したハード整備についても着実に取り組むことによって災害に強いまちづくりを進めてまいります。  また、災害のような非常事態に限らず、日々の暮らしにおける安全・安心を確立することも大切です。特に犯罪に対して最も弱い立場にある子供たちが脅かされることのないよう、放課後の安全の確保や通学路の安全の確保に地域と連携しながら取り組んでまいります。  図らずも社会的に弱い立場に立たされ、助けを必要としている方々に寄り添い、きめ細かくサポートしていくことこそ政治、行政に課された最も重要で基本的な役割です。  生活に困窮している方、介護や障がいのことで悩む方、様々な事情で苦しんでいる方がいらっしゃいます。また、そうした方々を行政が全て把握し切れていないという問題もあります。  今後は、困っている方、悩んでいる方、苦しんでいる方の把握にこれまで以上に努め、現場の声をつぶさに聞き、どんな生活をしたいのか、何を大切にしているのか、一人一人をそれぞれの人生の主役として尊重し、自らの意思によって日々の生活を営んでいけるよう、その選択肢を広げるための取組を進めてまいります。  今日の長寿社会では、生涯にわたって心も身体も健やかに、住み慣れた地域において安心して住み続けられるまちづくりを進めていくことが求められます。  歳を重ねても生き生きと自立した生活を送っていくためには、身体の健康はもちろんのこと、人間関係の豊かさなどからもたらされる心の健康を維持していくことも重要です。そのために喜びや楽しみといった精神的な充実感を得ることができる、人々が集い、出会い、交流する多様な場の形成に取り組んでまいります。  また、支援や介護が必要な方の地域での暮らしを支える地域包括ケアシステムを安定的に機能させていくためには、十分な介護従事者等の確保が急務です。そうした人材の発掘や育成、定着に向けた取組を一層強化するとともに、多様な主体との連携や新たな技術の活用により、地域における支え合いの体制づくりを進めてまいります。  核家族化の進行、地域の人間関係の希薄化など、子育てを取り巻く環境に起因し、多くの子育て世代が不安や負担を感じています。それらを少しでも取り除き、子育てが本来持っている喜びを感じられる環境を形成していくことは、結果的にこのまちが若者世代から選ばれることにもつながっていきます。  子育ての様々な場面で生じる経済的な負担の軽減に取り組んでいくほか、生まれた環境や育った環境、障がいの有無など、様々に事情が異なる子供たちがひとしく自己の可能性を追い求めることができるよう、個に応じた継続的かつ総合的な支援を実施してまいります。  教育の基礎は人間関係であり、学校教育の現場では、先生と子供たちの関係が最も大切です。先生が子供に愛情を持って接し、子供が先生を信頼するという関係がなければ質の高い教育は成り立ちません。しかし、学校に対するニーズの多様化や社会の変化に伴う課題の複雑化によって先生の負担は大きくなっており、心ならずもそうした関係を十分に構築できない、あるいは構築するために先生が過度に頑張らざるを得ない状況が存在しています。  身近な大人であり、子供たちに様々な影響を与えることになる先生が、疲弊することなく情熱を持って生き生きと、子供に向き合うという本来の役割により集中できるよう、必要な体制の構築に取り組んでまいります。  多様性が世の中に発展をもたらしてきたように、このまちが将来にわたり発展し続けていくためには、それぞれに異なる考え方や異なる価値感をお互いに認めていくことが欠かせません。  長らく主に男性目線から構築されてきた我が国の社会制度や仕組みが、制度疲労を起こし、現在の社会全体の閉塞感につながっているという指摘もあり、とりわけ女性の目線をより大切にしていくことが重要です。  また、それぞれ置かれた状況が異なる働き手に対して画一的な働き方を求めることは、個々の生活に負担を強いることにもつながります。それぞれの事情に寄り添った多様で柔軟な働き方を認め、促していくことにより、働き手が自らの選択で能力を十分に発揮できる環境を整えていくことも大切です。  三条市で最も大きな事業所である三条市役所は、地域の企業の働き方に影響を及ぼす存在でもあります。女性が活躍しやすい環境の形成や多様で柔軟な働き方の促進に、この地域で活動する一事業主として、市内企業の模範となれるよう、率先して取り組んでまいります。  また、多様で柔軟な働き方を通じて生まれる心身の充実を基礎とし、職員がこれまで以上に丁寧に市民に向き合うことで、市民サービスのさらなる向上へとつなげてまいります。  以上、私の基本的な政策の考え方を述べさせていただきました。  このたびの三条市長選挙では、若く行政経験も全くない私に対して「34歳の者に何ができるんだいや。おめさんに何ができるんだいや」という非常に厳しい御意見を頂戴することもありました。  しかし、私は決して1人ではありません。  立場や意見の相違こそあれ、このまちのすばらしい未来をつくり上げていこうとする9万5,000人余りの三条市民が私と共にあると信じているからです。  だからこそ私は、市民の皆様に対して、民主主義の原点である対話を、諦めではなく希望を、政治や行政は信頼に足るものなのだということを自らの言葉で、自らの行動で示し続けなければなりません。  この県央地域をあらゆる面で名実ともに先導するようなすばらしい三条市を築いていくことをお誓いし、その覚悟の下、議会の皆様をはじめ三条市民の皆様と真摯に議論を重ね、これからの4年間精いっぱい努力してまいる所存でございます。  何とぞ、皆様の御理解と御協力をお願い申し上げます。 ―――――――――*=*=*=*=*=*――――――――― ◎日程第5.  議会運営委員会委員の選任について ○議長(佐藤和雄君) 日程第5、議会運営委員会委員の選任についてを議題といたします。  本件は、先ほど報告いたしましたとおり、議会運営委員会委員でありました馬場博文さんの辞任に伴い、欠員となった同委員1人を選任するものであります。  議会運営委員会委員の選任につきましては、委員会条例第8条第1項の規定により、議長において岡本康佑さんを指名いたします。 ―――――――――*=*=*=*=*=*――――――――― ◎日程第6.  常任委員会委員所属変更及び選任について ○議長(佐藤和雄君) 日程第6、常任委員会委員所属変更及び選任についてを議題といたします。  市民福祉常任委員会委員の西川重則さんから経済建設常任委員会委員へ、経済建設常任委員会委員の山田富義さんから総務文教常任委員会委員へ、経済建設常任委員会委員の岡田竜一さんから市民福祉常任委員会委員へ、それぞれ所属を変更したい旨の申出がありましたので、委員会条例第8条第3項の規定により、議長において、西川重則さん、山田富義さん、岡田竜一さんの申出のとおり常任委員会委員の所属を変更いたします。  また、現在欠員となっております常任委員会委員の選任につきましては、委員会条例第8条第1項の規定により、議長において、市民福祉常任委員会委員内山信一さんを、経済建設常任委員会委員藤家貴之さん、岡本康佑さん、白鳥賢さんの以上4人をそれぞれ指名いたします。  市民福祉常任委員会を開催するため、しばらく休憩いたします。                                   午前10時36分 休憩                                   午前10時51分 再開 ○議長(佐藤和雄君) 休憩前に引き続き会議を開きます。 ――――――――――――――――――――――――――――― ○議長(佐藤和雄君) この際、議長から報告いたします。  休憩中に開催されました市民福祉常任委員会におきまして委員長の互選が行われました。その結果、市民福祉常任委員長に岡田竜一さんが当選されましたので、報告いたします。
    ―――――――――*=*=*=*=*=*――――――――― ◎日程第7.  高等教育機関調査特別委員会定数変更について ○議長(佐藤和雄君) 日程第7、高等教育機関調査特別委員会定数変更についてを議題といたします。  本件は、三条市議会議員補欠選挙において4名の方が当選されたことに伴い、同特別委員会の定数を4人追加するものであります。  お諮りいたします。  現在委員18人をもって構成されております高等教育機関調査特別委員会につきましては、委員22人をもって構成することとしたいと思いますが、御異議ありませんか。   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(佐藤和雄君) 御異議なしと認めます。よって、高等教育機関調査特別委員会につきましては、委員22人をもって構成することに決定いたしました。 ―――――――――*=*=*=*=*=*――――――――― ◎日程第8.  高等教育機関調査特別委員会委員の選任について ○議長(佐藤和雄君) 日程第8、高等教育機関調査特別委員会委員の選任についてを議題といたします。  本件は、今ほど決定いたしました定数の変更に伴い、欠員となった同委員4人を選任するものであります。  高等教育機関調査特別委員会委員の選任につきましては、委員会条例第8条第1項の規定により、議長において、藤家貴之さん、岡本康佑さん、白鳥賢さん、内山信一さんの以上4人を指名いたします。 ―――――――――*=*=*=*=*=*――――――――― ◎日程第9.  三条地域水道用水供給企業団議会議員補欠選挙の件 ○議長(佐藤和雄君) 日程第9、三条地域水道用水供給企業団議会議員の補欠選挙を行います。  この選挙は、同企業団議会議員の名古屋豊さんの辞職に伴う欠員1人を選挙するものであります。  お諮りいたします。  選挙の方法につきましては、議長の指名推選によりたいと思いますが、御異議ありませんか。   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(佐藤和雄君) 御異議なしと認めます。よって、選挙の方法は議長の指名推選によることに決定いたしました。  議長から指名いたします。三条地域水道用水供給企業団議会議員に       白 鳥   賢 さん  を指名いたします。  お諮りいたします。  ただいま議長において指名いたしました白鳥賢さんを三条地域水道用水供給企業団議会議員の当選人と決定することに御異議ありませんか。   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(佐藤和雄君) 御異議なしと認めます。よって、ただいま指名いたしました白鳥賢さんが三条地域水道用水供給企業団議会議員に当選されました。  本席から当選人に対し、当選の告知をいたします。 ―――――――――*=*=*=*=*=*――――――――― ◎日程第10.  新潟県後期高齢者医療広域連合議会議員補欠選挙の件 ○議長(佐藤和雄君) 日程第10、新潟県後期高齢者医療広域連合議会議員の補欠選挙を行います。  この選挙は、同連合議会議員の名古屋豊さんの辞職に伴う欠員1人を選挙するものであります。  お諮りいたします。  選挙の方法につきましては、議長の指名推選によりたいと思いますが、御異議ありませんか。   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(佐藤和雄君) 御異議なしと認めます。よって、選挙の方法は議長の指名推選によることに決定いたしました。  議長から指名いたします。新潟県後期高齢者医療広域連合議会議員に       岡 田 竜 一 さん  を指名いたします。  お諮りいたします。  ただいま議長において指名いたしました岡田竜一さんを新潟県後期高齢者医療広域連合議会議員の当選人と決定することに御異議ありませんか。   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(佐藤和雄君) 御異議なしと認めます。よって、ただいま指名いたしました岡田竜一さんが新潟県後期高齢者医療広域連合議会議員に当選されました。  本席から当選人に対し、当選の告知をいたします。 ―――――――――*=*=*=*=*=*――――――――― ◎日程第11.  議第1号から議第4号        報第1号       以上5件一括上程 ○議長(佐藤和雄君) 日程第11、議第1号から議第4号、報第1号の以上の5件一括議題といたします。  提案理由の説明をお願いいたします。副市長。   〔登壇〕 ○副市長(若山 裕君) おはようございます。それでは、ただいま御上程いただきました各議案について、順次提案理由を説明いたします。  最初に、議第1号 三条市議会議員議員報酬及び費用弁償等に関する条例の一部改正について説明いたします。  改正の趣旨及び内容は、令和2年10月7日の人事院勧告及び同月23日の新潟県人事委員会勧告の内容を考慮し、議会議員の期末手当について、年間支給月数を0.05月分引き下げるものでございまして、令和2年度は12月期支給分を0.05月分引き下げ、令和3年度以降は6月期、12月期支給分をそれぞれ0.025月分引き下げるものでございます。  施行期日は、本年度の改正は令和2年12月1日、令和3年度以降は令和3年4月1日でございます。  次に、議第2号 三条市特別職の職員の給与に関する条例等の一部改正について説明いたします。  改正の趣旨は、令和2年10月7日の人事院勧告及び同月23日の新潟県人事委員会勧告の内容を考慮し、特別職及び一般職の職員の期末手当について、必要な改正を行うものでございます。  改正する条例は、三条市特別職の職員の給与に関する条例及び三条市職員の給与に関する条例の2本でございます。  改正の内容は、期末手当の年間支給月数を0.05月分引き下げるものでございまして、令和2年度は12月期支給分を0.05月分引き下げ、令和3年度以降は6月期、12月期支給分をそれぞれ0.025月分引き下げるものでございます。  施行期日は、本年度の改正は令和2年12月1日、令和3年度以降は令和3年4月1日でございます。  次に、議第3号 三条庁舎耐震改修高層棟建築本体工事請負契約の一部変更について説明いたします。  これは、本年6月30日に御議決いただき請負契約を締結しました三条庁舎耐震改修高層棟建築本体工事において、柱、はり等の一部に設計図書とおりでない箇所が確認されるなど、耐震改修工事を進める上で新たな補修や解体撤去が必要となったことから、契約金額を4億7,190万円から4億8,224万円に、1,034万円増額する設計変更を行うものでございます。  なお、設計変更に伴う仮契約を11月18日に締結しており、議会の御同意を得たときには本契約とみなす条項を定めております。  次に、議第4号 令和2年度三条市一般会計補正予算について説明いたします。  第1条におきまして、歳入歳出予算の総額からそれぞれ9,162万4,000円を減額し、補正後の予算の総額を643億6,170万7,000円とさせていただくものでございます。  第1表の歳入歳出予算補正につきまして、歳出から説明いたしますので、2ページをお願いいたします。  1款議会費、補正額119万7,000円の減は、議第1号でお願いいたしました条例改正に伴う議員期末手当の引下げのほか、市議会議員補欠選挙による欠員補充等に伴う議員報酬等の調整、必要な事務用品の購入等を行うとともに、職員人件費について議第2号でお願いいたしました条例改正と人事異動等に伴う調整をさせていただくものでございます。  なお、これ以降の各費目に計上しております職員人件費も同様でございまして、退職手当を除き総額1億795万6,000円の減額となるものでございます。  2款総務費、補正額3,309万6,000円は、条例改正と人事異動等に伴う職員人件費の調整のほか、職員の退職に伴い、退職手当を増額するものでございます。  3款民生費、補正額5,384万6,000円の減、4款衛生費、補正額2,566万5,000円の減、5款労働費、補正額28万5,000円、6款農林水産業費、補正額131万5,000円、7款商工費、補正額460万7,000円の減、8款土木費、補正額2,607万円の減、3ページをお願いいたします。9款消防費、補正額507万3,000円の減、10款教育費、補正額986万2,000円の減は、それぞれ条例改正と人事異動等に伴う職員人件費を調整させていただくものでございます。  次に、歳入について説明いたしますので、1ページをお願いいたします。  19款繰入金、補正額9,162万4,000円の減は、財政調整基金繰入金でございます。  次に、報第1号 専決処分報告について説明いたします。  令和2年度三条市一般会計補正予算の専決処分でございます。  この内容は、新型コロナウイルス感染症対策に係る経費の執行が急を要するため、去る11月18日に専決処分をさせていただいたものでございます。  次のページ、専決処分書をお願いいたします。  第1条におきまして、歳入歳出予算の総額にそれぞれ4億404万7,000円を追加し、補正後の予算の総額を644億5,333万1,000円とさせていただいたものでございます。  第1表、歳入歳出予算補正につきまして説明いたしますので、1ページをお願いいたします。  第1表、歳入歳出予算補正の下段の歳出でございます。  4款衛生費3,153万6,000円は、国の疾病予防対策事業費等補助金を活用し、新型コロナウイルス感染症に対する高齢者等の不安解消や介護施設における感染拡大防止などのため、高齢者等に対してPCR検査に係る費用の一部を助成するものでございます。  7款商工費3億7,251万1,000円は、感染症の影響の長期化により申請件数の増が見込まれる事業継続等支援補助金等について増額するものでございます。  次に、上段の歳入でございます。  11款地方交付税、補正額3億8,834万2,000円は、普通交付税でございます。  15款国庫支出金、補正額1,570万5,000円は、歳出の説明内容に伴うものでございます。  以上で説明を終わらせていただきます。御審議の上、それぞれ御議決を賜りますようお願い申し上げまして、提案理由の説明とさせていただきます。ありがとうございました。 ――――――――――――――――――――――――――――― ○議長(佐藤和雄君) 午前11時20分まで休憩いたします。                                   午前11時06分 休憩                                   午前11時20分 再開 ○議長(佐藤和雄君) 休憩前に引き続き会議を開きます。  これより質疑を行います。  この際、議長からお願いいたします。  質疑の発言時間は、議会運営委員会の協議結果に基づき行われますようお願いいたします。  それでは、発言順により、20番、久住久俊さんに発言を許可いたします。20番。   〔登壇〕 ○20番(久住久俊君) それでは、今回の臨時会で提案された議案について何点か質問いたします。  まず、議第3号 三条庁舎耐震改修高層棟建築本体工事請負契約の一部変更についてお伺いいたします。  これは、柱などの一部に設計図書どおりではない箇所が確認され、新たな補修や解体などが必要となったため、1,034万円を増額するということでありますが、変更理由の設計図書どおりでないということはそもそもの建築工事が正しく施工されていなかったということなのかお伺いいたします。  また、具体的にはどの箇所や部分に相違があり、どのような補修が必要となったのでしょうか。これもお伺いいたします。
     そして、この耐震改修工事は当初の予定より遅れているのではないかと感じておりますが、この変更によりさらに完了が遅れることはないのでしょうか。予定どおりに完了するのかお伺いいたします。  この問題についての最後でございます。工事の変更は、工事を施行する中で現況に応じてやむを得ず変更しなければならないものについて行うものであります。ですから、あらかじめ想定できるような要因によるものや新たな機能を追加するようなものなど、設計段階での検討、精査が不十分と思われる変更は安易に認めることはできないものであります。当然そのようなことは十分に理解されているものと思いますが、確認のためにお伺いします。工事の変更については今ほど申し上げたような考え方で取り組んでいるのか、またこの契約変更についてはやむを得ず変更しなければならないものなのかをお聞かせください。  追加工事は実質随契になります。これ以上のことは申し上げませんが、とかく当初から入札の際にこれを予定してというようなきな臭い話もよく週刊誌には出ておりますけれども、決してそういうことのないように、設計変更につきましては厳密にチェックをしていただきたいと思います。安易な設計変更は厳に慎んでいただきたいということを申し述べさせていただきたいと存じます。  次に、報第1号 専決処分報告についてお伺いいたします。  新型ウイルス感染症対策に係る経費の執行が急を要することから、衛生費と商工費で合計4億404万7,000円の補正予算を専決処分したということでございます。  まず、衛生費の新型ウイルス感染症対策費3,153万6,000円でありますが、国の補助金を活用して新型ウイルス感染症に対する高齢者等の不安解消や介護施設における感染症拡大防止のため、高齢者等に対してPCR検査に係る費用の一部を助成すると説明にありましたが、そもそもどのような事業なのでありましょうか。具体的な事業内容についてお伺いします。  また、この臨時会や12月定例会で提案せず、専決処分とした理由についてもお伺いいたします。  次に、商工費の新型ウイルス感染症対応企業支援事業費3億7,251万1,000円についてお伺いいたします。  感染症の影響の長期化により申請件数の増が見込まれる事業継続等支援補助金等について増額すると御説明にありましたけれども、事業継続等支援補助金約3億2,000万円の増額は12月末までの補助に対するものということでよいのか、これについてお伺いいたします。  また、そうであるならば、事業継続等支援補助金は今年の9月定例会において補助対象期間を12月末までに延長するものとして増額補正されたところでありますが、予算に不足を生じた要因をどのように捉えているのかお伺いいたします。  また、市では事業者の経営状況について定期的に調査を行っていると思いますが、どのような結果が出ているのか、またその結果を踏まえ、現時点での地域産業の状況をどのように捉えているのかお伺いいたします。  最後に、国が経済対策として実施しているGoToキャンペーンも見直しがされ始めるなど、全国的に感染症が拡大しております。この第3波とも言われる感染拡大の状況は、新潟県内にも広がっており、地域経済への影響も懸念されるところでありますが、来年1月以降の事業者への支援についてはどのように考えているのかお伺いして、質問を終わります。  御清聴ありがとうございました。 ○議長(佐藤和雄君) 市長。   〔登壇〕 ○市長(滝沢 亮君) 専決処分報告のうち来年1月以降の事業者への支援について、私からお答えさせていただきます。  市が独自に行っております市内54社の定点観測によりますと、全体的な業況や資金繰りは総じてマイナス域、すなわちあまりよくない状況で推移しており、業種別では巣籠もり需要を取り込んだ卸売業や製造業の一部が比較的堅調である一方、運輸、交通業や宿泊業は依然厳しい状況が続いているなど、業種間で二極化の様相が現れていることに加え、業種内でも二極化の様相が現れていると捉えております。  また、自動車関連の製造業や飲食店等につきましては、持ち直しの基調が見え始めているものの、今月に入り再び全国の感染者数の増加が顕著になっていることなどから、先行きは不透明感を再度増しており、今後も予断を許さない状況が続くものと捉えております。  こうした状況を踏まえまして、来年1月以降の事業者への支援につきましては、第3波とも言われるこの感染症の拡大が地域経済に及ぼす影響や、今後の国、県における支援の動向等を注視しながら適宜適切に判断いたしまして、市としての支援の在り方も含めて検討してまいりたいと考えております。 ○議長(佐藤和雄君) 総務部長。   〔登壇〕 ○総務部長(笹川浩志君) 私からは、議第3号 三条庁舎耐震改修高層棟建築本体工事請負契約の一部変更についての中で、工事の変更等についての基本的な考え方についてお答えさせていただきます。  工事の契約に当たりましては、当初の設計段階で可能な範囲で内容、数量を精査した上で、入札等により受注者を決定しているところであり、これまでも安易に変更を行っているということはございません。このたびの変更につきましても、やむを得ないものであったと認識しております。  工事の変更につきましては、工事期間へ影響するおそれがあるなどやむを得ないものであったとしても、発注者である市にとっても好ましいものではないことから、引き続き当初の設計段階における精査はもとより、施工中の設計変更におきましても十分注意をしてまいりたいと考えております。 ○議長(佐藤和雄君) 建築課長。   〔登壇〕 ○建築課長(渡辺信行君) 議第3号 三条庁舎耐震改修高層棟建築本体工事請負契約の一部変更について、残余の部分について、技術的な側面もございますので、私からお答えさせていただきます。  まずは、設計図書のとおりでないということはそもそも建設工事が正しく施工されていなかったのかというお問いでございます。補修が必要となった部分とは、柱やはりなどにおける一部の鉄筋の露出、鉄筋からコンクリート表面までの厚さの不足、いわゆるかぶり厚さの不足についてでございます。これらは、建設当時の施工制度の影響によるものだと考えているところでございます。  また、建物のはりの位置など設計図書どおりでなかったことにつきましては、当時の建設工事の際に現場判断で変更していったものが竣工図書に十分に反映されず、この竣工図書を基に作成した今回の設計図書の一部に相違が生じたものでありますけれども、建設完了時には適正な検査をされており、建物の耐力等に問題はなく、建設工事が正しく施工されていなかったという認識ではございません。  次に、具体的にはどこの箇所や部分に相違があり、どのような補修が必要になったのかというお問いでございます。主な箇所や補修内容を申し上げますと、まずは高層棟1階から4階までの南側の外壁と北側外壁付近の天井及び壁などを取り壊したところ、柱、はりなどにおいて鉄筋が露出しているところやかぶりが不足しているところがあったため、当該箇所の強度を高める補修を行うものでございます。  次に、高層棟2階北側と電算棟渡り廊下の構造体のつなぎ目におきまして、建物が揺れた場合に干渉を防ぐためのすき間、いわゆるエキスパンションジョイントがございますが、これを広げる補強を予定しており、天井を取り壊したところ、既存の鉄骨小ばりの位置が設計図書と異なって配置されており、間隔を確保できなかったため、当該小ばりの位置を変える補修を行うものでございます。  そして、高層棟4階北側外壁付近の天井を取り壊したところ、小ばりの高さが設計図書より低い位置にあり、補強ブレースを建て込む際に干渉することが判明したため、干渉部分の一部を撤去し、ブレース取付け後に小ばりの補修を行うものでございます。  最後に、変更により完了が遅れることはないのかというお問いでございます。冬期間の気候等の影響にもよりますけれども、工法と残日数を再検討した結果、現時点では当初のスケジュールどおりに竣工できるものと見込んでいるところでございます。  よろしくお願いします。 ○議長(佐藤和雄君) 福祉保健部長。   〔登壇〕 ○福祉保健部長(近藤晴美君) 私からは、報第1号、専決処分報告のうち高齢者等に対するPCR検査に係る費用の一部助成について答弁いたします。  まず、事業内容についてでございます。国が新型コロナウイルス感染症の感染拡大や重症化防止のため、重症化リスクの高い高齢者等が無症状であってもPCR検査を受けた場合に検査費用を助成する事業を実施したことから、本市でも国の基準に基づき、不安解消のため、高齢者等へ一定の自己負担をしていただく中で助成を行うものでございます。  また、新たに介護保険施設等に入所する方や、介護サービス利用者の方で感染拡大地域と往来した場合や当該地域を往来した方と接触した場合には、介護施設での感染拡大を防止するため、高齢者等の負担が少なくなるよう助成させていただくものでございます。  具体な助成内容につきましては、65歳以上の高齢者や糖尿病等の基礎疾患を有する方は8,000円を上限に助成し、介護サービス利用者等は2,000円を負担していただき、これを差し引いた額を助成するものとしてございます。  次に、専決処分とした理由でございます。全国的な感染状況や年末年始にかけて県外などから御家族等が往来されることも想定し、本市といたしまして一日も早く本事業を実施する必要があると判断いたし、専決処分をさせていただいたものでございます。  以上でございます。 ○議長(佐藤和雄君) 経済部長。   〔登壇〕 ○経済部長(渡辺一美君) 報第1号、専決処分報告に関する質問のうち、商工費について残余の答弁させていただきたいと思います。  今般の事業継続等支援補助金の増額は、御指摘のとおり12月末までの補助に対するものでございます。9月の増額補正の際には、市内企業が資金調達を円滑に行うために申請するセーフティーネット保証認定の実績数値及びこれまでの実績を参考に、売上高の減少率30%以上50%未満と減少率50%以上の事業所の申請見込み数をそれぞれ想定したところでございますが、実際には売上高減少率が30%以上50%未満の事業所の申請数が想定よりも伸びず、補助内容がより手厚い減少率50%以上の事業所の申請数が多くなっていること、企業の決算期後の9月末以降に数か月分をまとめて申請されるケースが増えていることで9月の増額補正の際に参考とした実績と乖離が生じていること、この2点が予算に不足を生じた要因であると考えておるところでございます。 ――――――――――――――――――――――――――――― ○議長(佐藤和雄君) 次に、9番、小林誠さんに発言を許可いたします。9番。   〔登壇〕 ○9番(小林 誠君) おはようございます。それでは、第6回臨時会提出議案について幾つか質問させていただきます。  質問は、議第2号 三条市特別職の職員の給与に関する条例等の一部改正についてと議第3号 三条庁舎耐震改修高層棟建築本体工事請負契約の一部変更について、それから報第1号 専決処分報告について、以上3件についてお伺いしますが、今ほど久住議員から議第3号と報第1号については主に質疑がされましたので、ダブらないように行いたいと思います。  最初に、議第2号 三条市特別職の職員の給与に関する条例等の一部改正について伺います。  概要説明では、10月7日の人事院勧告及び同月23日の新潟県人事委員会勧告の内容を考慮して、特別職及び一般職の職員の期末手当について必要な改正を行うとありました。  新潟県人事委員会の勧告の概要では、職員の期末勤勉手当については民間における過去1年間の支給実績を正確に調査し、これに職員の年間支給月数を合わせることにしており、このたび調査結果を踏まえ、次のとおり勧告を行いましたとして、0.05月分引下げと勧告されました。引下げ勧告は10年ぶりで、年間支給月数では3年前の平成29年の水準になる内容のようです。  三条市もこれに合わせて0.05月分の引下げの提案ですが、コロナ禍の中で公務労働に勤めている職員の皆さんのことを考えると、忍びない気持ちや減額によって地域の消費に与える影響も少なからずあるのではないかと考えるところです。  そこで質問ですが、今回の改正で一般職員と一般任用職員について、それぞれ減額となる総額と1人当たりの影響額は幾らになるのかお伺いいたします。  次に、議第3号 三条庁舎耐震改修高層棟建築本体工事請負契約の一部変更についてですが、先ほど詳細に質疑がありましたので、それを踏まえて質問いたします。今回の改修、補修については、さっきの課長の説明で大変よく分かったんですけれども、ただ当初の設計図面どおりではなかった。ですから、施工不良も当然あるわけですけれども、その施工不良によって、保有水平耐力が確保されないので今回補修されるということだと思いますけれども、今回の工事しているところは、もともと補強しなければいけないため補強するわけですが、全体として保有水平耐力を保とうとするわけですから、今回はたまたま工事をして、内側を外して現況を見たら、そういうかぶり厚さが足りない、あるいは鉄筋が露出していた、こういう事態になっているわけですので、今回工事に手をつけない場所、そういうところも同じような形状になっていることが予想されるわけです。  これは、今回手をつけないところは、手をつけなくても一応保有水平耐力は計算上大丈夫だということで図面上で、中にはコアを抜いているところもありますので、全部そうだとは思いませんけど、ある程度こういう事例があるということはほかのところも同じように補修が必要なところが本来あるんではないかと。ただ、内装等があるので、分からないということかもしれないので、今回のこの補正によってある程度是正されることになったとしても、ほかのところで似たような状況がそのまま放置されていたとすると、耐震強度、Is値0.6以上の耐力を保つことができるのかどうか、現状どういう認識でいるのか、お伺いしたいと思います。  それから次に、報第1号の専決処分ですけれども、4款衛生費については大体分かりましたけれども、今回は高齢者に対しての補助ということです。これは介護施設における感染拡大防止を目的にということをうたっているわけですけれども、最近新潟市の介護施設において集団感染が発生する事態もありましたので、PCR検査は非常に大事だと思いますが、高齢者の接触によって、感染が拡大していく場合、あるいは職員によって感染が拡大していく場合と、いろいろ考えられると思います。今回職員については対象になっていませんが、介護施設における職員のPCR検査についてはどうなっているのか、お伺いいたします。  それから、7款商工費の事業継続等支援補助金についてですけれども、予算に不足を生じたということで先ほど答弁がありました。いずれにしても9月で追加された3億1,958万円があったわけですけれども、それまでも事業継続等支援補助金については2回の補正がありましたので、全部で今まで4億6,113万円ぐらいになっていると思います。それにさらに9月定例会で追加された金額を上回るものを追加するわけですので、相当な金額になるわけです。ですので、今回の専決処分で全体として申請件数はどの程度なのか、利用状況の経過をお聞きしたいと思います。  それから、財源についてなんですけれども、9月定例会の追加補正までは地方創生臨時交付金が充てられていましたけれども、今回の専決処分書を見ると一般財源が充てられているわけですが、今後この事業に国の交付金などが充てられるのかお聞きして、質問を終わります。 ○議長(佐藤和雄君) 人事課長。   〔登壇〕 ○人事課長(本間一成君) 私からは、職員の期末手当の支給月数引下げによる影響額について、答弁いたします。  影響額について、職員全体で約1,720万円となり、その内訳は正職員が約1,600万円、一般任用職員が約120万円となっております。  また、職員1人当たりの影響額についてでございますが、平均で正職員にあっては約2万円の減、一般職員にあっては約4,000円の減となるものでございます。 ○議長(佐藤和雄君) 財務課長。   〔登壇〕 ○財務課長(三巻正志君) それでは、私からは、報第1号 専決処分報告について、答弁させていただきます。そのうちの財源内訳等に係る部分でございます。  新型コロナウイルス感染症対策につきましては、基本的に国の地方創生臨時交付金を最大限活用し、実施してきたところでございます。8月に開催した全員協議会で説明させていただきましたが、この臨時交付金につきましては国の一次補正、二次補正で措置されており、約14億6,000万円の交付決定を受けているところでございます。  一方、事業継続等支援補助金などの事業者への支援や感染防止用物資の購入など感染症対策に係る事業費は、これまで約14億2,000万円を予算措置させていただいているところでございまして、今回増額補正させていただいた企業支援事業費約3億7,000万円につきましては、一般財源で対応することとし、臨時交付金の残額約4,000万円は今後の感染症対策に活用するものでございます。  なお、臨時交付金につきましては、交付額はまだ未定ではございますが、今後国の一次、二次補正分の追加交付が予定されているところでございまして、事業費の執行額を踏まえて充当額の調整をさせていただくこととしているところでございます。 ○議長(佐藤和雄君) 高齢介護課長。   〔登壇〕 ○高齢介護課長(土田泰之君) 私からは、報第1号 専決処分報告についてのうち高齢者等へのPCR検査費用助成に関するお問いに答弁いたします。  施設職員の方の対応についてのお問いですけれども、施設職員の方につきましては本事業の対象ではございませんが、商工課で実施しております事業者向けの助成制度を活用いただきたいと考えております。  なお、発熱等の症状がある場合であるとか濃厚接触者等、感染が疑われる場合につきましては、保健所の管轄の下で行政検査を幅広く行うことが基本となるものでございます。 ○議長(佐藤和雄君) 商工課長。   〔登壇〕 ○商工課長(片野義孝君) 私からは、報第1号 専決処分報告についてのうち新型コロナウイルス感染症対応企業支援事業費の申請件数の見込みについてお答え申し上げます。  事業継続等支援補助金のこれまでの申請件数の見込みにつきましては、先般の9月定例会における支援対象期間を9月末日までから12月末日までに延長させていただく際の試算では、8月までの申請実績を根拠とし、売上高減少率が50%以上の事業者から628事業所、売上高減少率が30%以上50%未満の事業者から816事業所、合計1,444事業所からの申請があるものと見込んでおりました。  今回の専決補正の時点におきましては、10月までの申請実績を踏まえ、今後売上高減少率が50%以上の事業者から1,474事業所、売上減少率30%以上50%未満の事業者から73事業所、合計1,547事業所の申請があるものと見込んだところでございます。  また、利用状況の経過について1点補足させていただきますと、感染症の影響が長期化する中、8月から9月末にかけての週平均の申請件数が23件であったのに対して、10月から直近11月26日までの週平均の申請件数は49件と増加している状況でございます。  以上でございます。 ○議長(佐藤和雄君) 建築課長。   〔登壇〕 ○建築課長(渡辺信行君) 私からは、議第3号 三条庁舎耐震改修高層棟建築本体工事請負契約の一部変更について、お答えさせていただきます。  今工事に手をつけなかったところについてほかにもあるのではないか、そしてIs値0.6を保つことができるのかどうかについてのお問いでございます。  設計図書とこの建物が実際当時の建設工事で異なったところにつきましては、はりそのものの位置や大きさが大きく変わるものではなく、現存の耐力を保つことができて問題はないと考えているところでございます。  ただ、かぶりが不足しているところについて補修をしていたところでございますが、これも建物の耐久性に関することで、大きな耐力の低下にはならないと考えているところでございます。  ただ、技術者として、工事をしている最中に不良箇所に気がついたところにつきましては、看過せず、補修を行ったところでございます。 ○議長(佐藤和雄君) 以上で質疑を終了いたしました。 ――――――――――――――――――――――――――――― ○議長(佐藤和雄君) お諮りいたします。  ただいま上程の各議案につきましては、会議規則第37条第3項の規定により、委員会付託を省略したいと思いますが、御異議ありませんか。   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(佐藤和雄君) 御異議なしと認めます。  よって、ただいま上程の各議案につきましては委員会付託を省略することに決定いたしました。 ――――――――――――――――――――――――――――― ○議長(佐藤和雄君) これより討論を行います。
     討論の通告がありませんので、以上で討論を終了いたしました。 ――――――――――――――――――――――――――――― ○議長(佐藤和雄君) これより採決を行います。  最初に、議第1号及び議第2号の以上2件一括採決いたします。  本案につきましては、いずれも原案のとおり決定することに御異議ありませんか。   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(佐藤和雄君) 御異議なしと認めます。よって、本案はいずれも原案のとおり決定いたしました。 ――――――――――――――――――――――――――――― ○議長(佐藤和雄君) 次に、議第3号について採決いたします。  本案につきましては、同意することに御異議ありませんか。   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(佐藤和雄君) 御異議なしと認めます。よって、本案は同意することに決定いたしました。 ――――――――――――――――――――――――――――― ○議長(佐藤和雄君) 次に、議第4号について採決いたします。  本案につきましては、原案のとおり決定することに御異議ありませんか。   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(佐藤和雄君) 御異議なしと認めます。よって、本案は原案のとおり決定いたしました。 ――――――――――――――――――――――――――――― ○議長(佐藤和雄君) 最後に、報第1号について採決いたします。  本案につきましては、承認することに御異議ありませんか。   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(佐藤和雄君) 御異議なしと認めます。よって、本案は承認することに決定いたしました。 ―――――――――*=*=*=*=*=*――――――――― ○議長(佐藤和雄君) 以上で提出事件の全てを議了いたしました。よって、本日の会議を閉じ、第6回臨時会を閉会いたします。 午前11時58分 閉会...